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木彫十二神将立像 巳神 宝永六年 s-305

木彫の仏像で十二神将と思います。
頭に巳(蛇)をのせて獅子の上に立つ立像です。
宝永6年に作られたもののようで
明治29年に修繕とあります。
釘で打ち付けた跡が残る光背や
6本の手のうち2本を除く4本が
元から寄木風に作られたものか否かは
良く判りません。
手に持つものは法珠のような丸いモノが一つ残るだけで
他の手に持つ物は全て失くなっているようです。
右足の先や左足の指が欠損しています。
白い胡粉に青の彩色がかすかに残っています。
仏像にあまり詳しくない上にオリジナルの姿がよく判ら
ずかなり修理を重ねたものだとは思いますが
カッと見開いた目と猫虎のような獅子に立つお姿は
どこか愛嬌すら感じます。
材質は3.6kgと軽くよく枯れたヒノキではないかと思いますが
はっきりとは判りません。
サイズ  H53cm 台の獅子の巾32cm
在庫なし