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京焼 安南写 蝋燭徳利 半陶半磁 陶胎染付 獅子老松太湖石文 t-1813

京焼 安南写 蝋燭徳利です。
土は半陶半磁の陶胎染付で安南風ではありますが
文様が獅子老松太湖石文で
これらの意匠は南方の大らかな文様とは雰囲気が異なるので
京焼の安南写しといたしました。
胴はわずかに面取りしており玉縁のない首から肩にかけてのラインは
緩やかで柔らかく古伊万里の蝋燭徳利とはいささか違う器形なので
酒器というよりは一輪挿しに相応しいかもしれません。
釉薬が剥がれ落ちた箇所、多数のピンホール、口縁のソゲ、時代汚れ等
ございますが大きなダメージや水漏れなく
幕末から明治頃のものではないかと思います。
なお産地、時代、状態の感じ方につきましては私見によるものでございますので
お詳しい方のご判断にてご検討を頂ければと存じます。
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