上記画像をクリックすると拡大します
中牟田三治郎 作「秩父宮殿下台臨記念 京都帝国大学学友会」メダル 昭和3年11月 旧帝大 s-887

中牟田三治郎 作 「秩父宮殿下台臨記念 京都帝国大学学友会」 メダル 昭和3年11月
緑青・小傷など全体的に経年感が見られ縁にはアタリ傷のようなものが多々見られますが
時代を反映したナイーブな感性で将来を嘱望されながら志半ばで早逝した中牟田三治郎の作品、
旧帝大のものとしても珍しいのではないでしょうか。
サイズ 径4.5cm 厚さ3.5mm 重量50g 
【中牟田三治郎】 1892(明治25)年、福岡県早良郡に生まれる。
福岡工業学校建築科を明治44年に卒業、
南満州鉄道株式会社に数年間勤める。
彫刻家を志し上京、武石弘三郎に師事する。
1916(大正5)年に東京美術学校彫刻家塑像部に入学、白井雨山に学ぶ。
在学中から胸を病むが、大正10年同校を卒業、その卒業制作が第3回帝展に初入選する。
1922(大正11)年に京都帝国大学工学部建築学科彫塑実習第1部の講師となる。
1924(大正13年)には帝展に「或る日頃」を出品、1927(昭和2)年に構造社に参加。
1930 時代を反映したナイーブな感性で将来を嘱望されたが志半ばで病没。
在庫なし