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平戸焼 卵殻手 六歌仙文 小皿 エッグシェル 福本造 t-1266

平戸焼 卵殻手(エッグ・シェル) 小皿です。
輸出先のヨーロッパ向けに好まれる六歌仙の図柄を丁寧な筆致で描いています。
本来はコーヒーカップのソーサーだったものと思いますが
カップはありません。
欠けはありませんが約2.5cmほどのニュウがあります。
参考品にいかがでしょうか。
径12.6cm H2.5cm

卵殻手…
江戸時代後期(1800年初)、平戸藩主の命を受けて極薄手の最高級磁器が三川内の平戸藩御用窯で焼かれました。
その器は大変薄く軽くまるで卵の殻のようであることから海外では『エッグ・シェル』と呼ばれました。 
非常に高度な技術を要し原材料も平戸藩領内に産出する「網代陶石」を使用する等
ごく一部の名工だけしか作り出せなかったそうです。
長崎出島に寄港したオランダ人の目にとまり最高級の貿易品として珍重されました。

在庫なし