越前焼 藤田重良右衛門作 片口
片口の口の部分に穴は開いていないので口から注ぐ形状ではありません。
小鉢向付などとしてもお使い頂けると思います。
見込みには焼成の際に溶けたと思われる薪の灰などのヒッツキが見られ
自然が生み出した独特の趣きがあります。
製作時のものかどうかはっきりとはわかりませんが外側側面にアタリのような傷があります、画像4枚目参照
その他には傷なく状態良好です。
高台横に「十」銘有り
箱は有りません。
サイズ 口を含む横径11.5cm 縦 11cm 高さ6.3cm~6.8cm
古い歴史を持つ六古窯の一つ越前焼は
鉄分を多く含む粘りの強い赤土を使い赤茶色や黒っぽい渋い色合いになります。
釉薬を使わずに高温で焼き締めるため薪の灰が熱で溶けて美しい模様や光沢が生まれ
絵付けもされないことが多く素朴な風合いが楽しめます。
陶器と磁器の中間的な存在である炻器(せっき)で「焼締め」や「半磁器」とも呼ばれ
飽きのこない良く焼き締まった茶褐色の器、
水を通さず丈夫なため壺や甕(かめ)・酒器や茶器など日常生活で使う製品を中心に製作されてきました。
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