平安 象福作 鳥鉢形松菓子器です
金箔を散らしたような玉虫色に輝く美しい菓子鉢には経年感あるものの傷みやキズはありません。
箱の蓋裏には
大黒主人為
藤祠新築記念作
甲寅春 聿斎 とあり
二世宗詮の末子で茶人木津宗泉(1862~1939)が箱書しています。
これによって大正3年(1914年)に書かれたものと推察されます。
共布には京都二条河原町西 象福作の印有り
箱には虫食い跡・歪み・桟の浮きが見られます。
径18cm H5cm
平安象福…1907年 七代 西村彦兵衛
六代の弟で相続人が若年のため一時後見役として象牙屋を継承
1910年に分家し「象福」を創業
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