京焼 音羽山窯 東哉 澤村陶哉
お正月にぴったりの独楽形の蓋物 向付 珍味入れ5客と箸立てです。
独楽は昔から縁起のいいものとされ
その姿から「お金が回る」、
又まっすぐ芯(しん)が通っていることから「意志を貫く」といった意味が込められているそうです。
仁清風色絵の蓋に身はくっきりとした朱、すっきりとした端正な独楽形です。
5客のうち3客蓋の摘みに接着剤による修理があります(矢印参照)。
その他京焼ゆえの磁貫入にうっすらとシミ、
無釉の口縁や底裏高台には時代の汚れ、
身の朱色の部分にもわずかな水滲み、
5客のうち1客には裏底の「東哉」の彫銘なし、
以上気づいた難点を記載致しましたが
目立つような欠けやニュウなどの傷はなくご使用に支障はないと存じます。
新春のテーブルセッティングにぜひいかがでしょうか。
同柄の箸立ても付属いたします。
サイズ 身の径7.6cm H3.5cm
蓋をした時の全体の高さ5.4cm
底の外径3.2cm
音羽山窯 東哉…大正8年(1919)初代陶哉により洛東清水音羽山麓に於いて創窯され
昭和11年(1936)先代東哉により銀座へ売舗を開設。
伝統的な京焼きを基としつつ京都の雅を失うことなく
東京の粋を取り入れた創作を続ける。
在庫なし