黒漆の玉手箱です。
2段式になっていて蓋は観音開き、
下の段は蓋を外すと四方の側面が倒れる仕掛けになっています。
中には和紙に縮緬を張って作られた浦島太郎の翁面が入っています。
玉手箱を開けて浦島太郎がお爺さんになってしまったという
お伽噺にちなんだものだと思います。
お面は紐ではなくて
お能や芝居の早変わりに使われる咥え(くわえ)面になつています。
面の白髪は本物の人毛のようで抜け毛がありますが他には目立つ傷みは有りません。
漆箱には殆ど傷みは見られませんが
モスの綿入れ赤色紐は虫食いなどでボロボロになっています。
箱のサイズ 18.5×23.5×H16cm
面のサイズ 18×13cm
在庫なし