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志田窯大皿 鴻雁来の図 t-777

伊万里の傍系佐賀県塩田町の志田窯大皿です。
裏を返すと口縁にくっきりとエンゴべーが見られます(最後の画像矢印)
10月に入り寒露の初候は
鴻雁来(こうがん きたる)と言って
夏をシベリヤで過ごした雁が越冬のために日本に群れをなして飛来する季節です。
白み始めた空にまだ半月がくっきりと浮かぶ早朝
葦の生い茂る湿原で長旅の疲れを癒す雁の姿を描いた図で
紅葉前の秋のひとときに相応しい図柄だと思います。
無傷完品
径28.5cm
在庫なし