古織部 瀬戸織部の睡蓮鉢 手水鉢 蹲です。
鉄釉で柳と輪繋唐草文が描かれ見込み中央には目跡がくっきりと7カ所、
堂々たる存在感と時代の味わいを併せ持つの織部焼の鉢です。
最長13cmのカケを本錫にて補修しており
カケからニュウも入っていますが
見込み側から見た際にはその直しは殆ど見えず水漏れもありません。
胴の外側は厚い釉薬が剥がれ落ち下の土が露出、玉縁の裏側にも生まれ持ったカマキズがぐるりと入っています。
高台に欠けソゲが多々あり磁貫入に汚れシミが全体的に見られますが水垢はありません。
以上時代の難点は多々ありますがご使用、鑑賞いずれにもお愉しみ頂ける逸品と存じます。
径32cm H14.5cm
在庫なし