年木庵喜三造 肥前官窯 菊文 蓋付茶碗5客です。
茶碗高台裏の「年木庵喜三」の銘は
幕末~明治初期にかけて稀代の名工と言われた深海平左衛門喜三に由来するもので
その後、彼の息子である墨之助と竹治兄弟に引き継がれ
有田の名門香蘭社の設立に至りました。
茶道や漢画を学んだ名工たちの手による菊図は繊細で水墨画のような趣があります。
蓋の高台裏には「肥前官窯」とあり
この茶碗が当時有田の焼き物として大変上手のものと言う事がうかがわれます。
1客の高台に小ソゲが2か所ありますが(最後の画像参照)
その他は5客とも傷なく状態良好です。
(時代のカマキズ・フリモノ・ひっつき等はご容赦ください)
サイズ 身の方の径10.4cm H5.2cm
蓋の方の径9cm H2cm
蓋をした時の全体の高さ 約6.5cm
在庫なし