時代 木製 灯篭 透かし絹布張り 水墨画 難有ですが涼し気な夏の室礼に
木製で吊り灯篭の形をしています。
四面に張られた透け感ある絹布には竹梅蘭と漢詩が薄墨で描かれています。
屋根と下部の台形は別かれるようになっておりますが接続するようにはなっておらず
屋根を上から被せるだけのようなものと思われます。
本来は屋根の中央にあるべきパーツが欠損しているようで
そのため四角錘の屋根に安定感がなくすぐにペタンと平べったくなります。
写真撮影の際は前後左右をバランス良く持ち上げて見栄え良く形を整えて撮影しました。
他にも欠損しているパーツがある可能性もあり
絹の部分にヤブレ・虫食いが多々あり四隅の白い房が1カ所欠損しています。
以上のような難点もあり
本来の姿やどのように使われるものかもよく判りませんが
フラットな場所に置けば涼し気な夏の室礼の演出をお楽しみ頂ける素敵なお道具になるかと存じます。
台形の下部一辺23cm~24cm 屋根を被せた時の全体の高さ27cm
在庫なし