有田焼 谷鳳窯 宮崎祐輔作 扁壷 花瓶です。
氏の一貫したテーマであるシルクロードと駱駝を描いた作品です。
釉裏紅を用いた砂漠を全面に表現し
そこを行く隊商の駱駝を下方に描き
前後左右延々と続くその隊列の上方にはうっすらと月が浮かんだ情景を描いています。
耳付きの姿形も日常の器とは異なり異国情緒溢れるエキゾチックな雰囲気で
素晴らしい逸品だと思います。
底裏に「祐輔」在銘
無傷完品
共箱は有りません。(合わせの桐箱に入れての発送となります)
高さ18cm 横最大14.8cm 奥行き最大10.3cm
【宮崎祐輔】
昭和五十二年、佐賀県嬉野町吉田に谷鳳窯を築きます。
その後、中国を旅行した際にシルクロードを訪ね
大きな衝動に駆られその時の体験が後に作風へ表れます。
日本伝統工芸展をはじめ数々の公募展に多数入選。
染付、染錦、色絵、赤絵、青磁、釉裏紅など、技法は多岐にわたります。
作品に一貫したテーマはシルクロードのイメージで
駱駝や兎、モスクなどの具象物と幾何学文様を描きます。
在庫なし