京漆器 美濃屋の 三足丸形香盆
材質は桐だと思います。
横から見た仏像のシルエットを金蒔絵で描いており
シンプルながらその斬新さと美しさに目を奪われます。
「京漆器 美濃屋」は安永元年(1772)の創業以来、
顧客の家格や趣味に応じてオーダーメイドの高級漆器を作っていましたが
終戦の年、材料と職人の不足による品質低下を懸念して廃業しました。
かつて宮内庁御用達の美濃屋の残された逸品の一つだと思います。
箱表に「●栖鳳作」と書かれているようですがはっきりとは判りません。
径28.5cm H2cm
表面に点シミが浮き出ていますが目立つようなカケやワレはありません。
共箱の蓋に反りがあります。
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