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時代 蒟醤 きんま 香川漆器 讃岐漆器 重箱 二段重 高さ18.5cm横25.2cm k-588

讃岐漆器 古い 蒟醤(きんま)の二段重箱です。
「ケン」を用い筆よりも細い線で細密美麗な連続文様を描いており
蓋裏には実を付けた果実のような文様が線彫りされています。
底裏は網代編みに漆を塗り重ねており時代の重厚な雰囲気を感じる作品です。
時代のものなりの漆のワレ剥がれが全体に多々見られます。
黒漆を塗って簡易な修理をしている箇所なども含めて画像upしていますが
小さな傷・見落とし等ご紹介しきれな傷もあると思います。
経年保管品、時代を経た物とご理解の上でのご入札をお願い申しあげます。
横25.2cm 縦25.2cm
蓋をした時の全体の高さ18.5cm
一段の時の高さ7.5cm
蒟醤(きんま)…香川漆器の先駆者 玉楮象谷が完成させたキンマ技法は弟の藤川黒斎が受け継ぎ香川のキンマ漆器の技として確立しました。
昭和30年に故 磯井如真が蒟醬の技術保持者として人間国宝に認定されて以来、
香川から磯井正美、太田儔、そして新たに山下義人が認定され、4人の人間国宝を排出しています。
現在、蒟醬の技法を生かした作品は日展や伝統工芸展などに数多く出品され、美と技を競っています。
在庫なし