長崎亀山焼の茶碗です。
上質の白磁に唐呉須で美しい牡丹・菊・芙蓉文が三方に描かれています。
伊万里に比べ呉須がくっきりと全体的に濃く とても丁寧な筆致で描かれています。
裏底銘は一重四角内に「亀山製」を紋様化した文字、
元々は蓋付と思いますが蓋は付属せず茶碗のみです。
見込みにフリモノ・ヒッツキ・スレなどが見られますが
欠けニュウなどはなく状態良好です。
亀山焼…江戸時代後期、長崎で作られた陶磁器。
製陶期間が約50年と短く伝世品が少ないことから幻の焼き物と呼ばれ
特に上手のものは収集家の間で珍重されている。
坂本龍馬の愛用茶碗は亀山焼である。(wikiより)
径10.8cm H5.8cm 高台の外径4.2cm
在庫なし