館林源右衛門 染錦花瓶 一輪挿です。
実のついた木の下に二人の人物が描かれています。
もしこの樹が桃ならば
「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す」の故事になぞらえて
描かれた図ではないかと一瞬想像してしまいました。
もしそうならばとても面白いのですがあくまでも想像でございまして
左側の人物は白人の様にも見え時代の上でもかなり無理があるので
タイトルの通りシンプルに樹木人物文と表記いたします。
共箱があればそれらの疑問も解決するのですが
残念ながら箱はございません。
底裏の高台にソゲがある他は無傷状態良好品です。
二人の人物の会話が聞こえてくるような物語性のある楽しい花瓶です。
高さ17cm 最大胴径12cm
在庫なし