古い成田山不動明王三尊像 ミニ仏
材質は剥がれた部分から確認できる銀色から白銅ではないかと思いますがはっきりとは判りません。
(磁石が付かないので鉄製ではないようです)
木製の台(右から「成田山」の墨字有り)の上に
不動明王、矜羯羅(こんがら)童子、制迦(せいたか)童子が1体ごとそれぞれ独立しておられます。
不動明王は木の台座から外れていたようで接着剤で接着した跡があります。
不動明王の火焔も外れていたようで接着剤で接着した跡があります。
火焔に剥がれがあり下の銀色が見えている箇所が裏表にあります。
その他経年の埃などは付いていますがパーツが欠損しているような難点はないと思います。
お不動さまがお座りになっている磐石に小さく「成田山」と彫られており
大正から昭和初め頃のものと思います。
高さ5.5cm 木製台座 横4.6cm 縦3.4cm
【不動明王】真言密教の最高仏と位置づけられる大日如来の成り代わった御姿で
忿怒の表情で全ての人を救おうとされます。
① 右手には心のあらゆる迷いを断ち切る利剣を握っています。
② 左手には物事を正しい方へ導くための羂索という縄を持っています。
③ お不動さまがお座りになっている磐石という大きな岩は堅固な御心を表しています。
④ お不動さまはあらゆる障害を焼き尽くす火焔を背負っています。
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